2018-01-01から1年間の記事一覧
No.8 その他の治療法・民間療法トゥレットの患者さんは、自己コント―ル力を付けたり、リラックス効果でチックを緩和したりと、色々、工夫しながら生活をされていらっしゃいます。チックと長く共存していると、自分流の抑制や緩和の方法を会得できるようです…
No.7 自己免疫性溶連菌関連性精神神経障害(PANDAS)チックは神経疾患ですが、トゥレット症の患者の2割程度は感染症による自己免疫のトラブルによって精神神経障害を発しているのではないかと言われています。裏を返すと、感染症によるチックの発症であれ…
No.6 ニューロ モデュレーションニューロ モデュレーションというのは、脳神経に外的刺激を働きかける治療法で、外科的治療と言えます。近年、以下の治療法が紹介されています。1.経頭蓋磁気刺激治療(TMS)*TMS=Transcranial Magnetic Stimulation TMS…
No.5 ボツリヌス治療ボツリヌス治療は、ボツリヌス菌が産み出す毒素を患部に注射し、筋肉を弛緩させることで、チックの発現を緩和させます。これまでにも、眼瞼痙攀・片側顔面痙攀・痙性斜頸(頸部ジストニー)・痙縮など、不随意運動や筋緊張の異常亢進状…
No.4 歯科学的治療◆歯科学的治療とは、マウスピースによる顎関節の調整技法(スプリント技法)になります。チックの軽減や消滅・・・それは、あたかも魔法のようなツールにも見えます。<参考動画>マウスピース装着によるチック症状の比較→https://www.you…
NO.3 漢方療法昨今、漢方薬は東洋医学の医療機関や漢方専門店だけでなく、西洋医学の医療機関でも処方されています。西洋薬は効果が出やすい一方、副作用が出ることもあります。その点、漢方薬は効き目が穏やかですが、副作用が比較的低いので、西洋薬に抵抗…
No.2 心理的療法チックの治療法として心理的なアプローチによる行動療法があります。1.チックのための包括的行動的介入療法(CBIT)英語のCOMPREHENSIVE BEHAVIORAL INTERVENTION FOR TICSの頭文字を取って、「CBIT」とも呼ばれています。欧米では、薬物…
No.1 投薬治療◆薬物療法が主な理由ヨーロッパではチックの治療法として、投薬や認知行動療法が主流ですが、日本では、投薬治療が圧倒的に多いでしょう。理由としては、以下が考えられます。①投薬の効果が短期間で分かること 早い患者さんですと、数日で効果…
昨今、「トゥレット友の会」の会員さんから治療法についてのお問合せが多く、関心の高さが伺えます。近年、トゥレット症の認知度が上がっており、諸外国では、薬物療法以外にも様々な治療法の研究が進んでいます。本日は、現在、どんな治療法があるのか?と…
トゥレット症(チック症)の当事者の方を対象にした交流会を開催いたします。 *保護者様対象の交流会は9/30(日)です。 当事者の方は、チックと上手く付き合う方法を模索しながら生活をして来られたと思います。 そんな体験を皆さんで語り合ってみませんか…
皆様、こんにちは~。 御無沙汰いたしております。 なかなか、こちら(gooブログ)に顔を出せず・・・ 申し訳ないです。 毎年、恒例の「秋の交流会」のお知らせです。 (FacebookやTwitterでもアップしています) トゥレット症(チック症)の当事者やそのご…
新春、明けましておめでとうございます。 今年も、どうぞ、宜しくお願いいたします。 さて、会員さんからの希望もあり、新春の交流会を開催いたします。 ❤1/23(火)横浜市での交流会は 保護者を対象とした意見交換会・相談会といった内容です。 ❤1/27(土)…